上野が、理事・事務局長を務めるNOWAC(北東北小水力利用推進協議会)の本年度第2回例会は、10月3日、2ヵ所の発電所を視察しました。

地元の地熱発電所と、西村林業(代表;西村公一)がかねてより建設中で、11月末に竣工予定の近江谷地西村小水力発電所。東北電力澄川地熱発電所は、鹿角市南端の八幡平地区標高1,062mに位置する東北一高い地熱発電所で、国内には地熱発電所が45ヶ所(53万KW)あり、そのうち4か所5基(18.88万KW)が東北エリアに位置し、全国の地熱発電設備の約36%を占めています。

この澄川地熱発電所は平成7年3月に運転開始し出力50,000kw/h(鹿角市の人口3.2万人/1.3万世帯の10倍の発電量)。三菱マテリアル(株)が蒸気の生産・供給を行い、東北電力(株)が発電を行っています。

澄川地熱発電所は、同月末になると雪の季節となり見学は出来なくなるとのことで熊沢という地名からも察せられるようにもともと熊が出没するエリアで、熊と同居している地熱発電所でした!