神護寺はいつ行っても凛とした佇まいの清々しい寺。和気清麻呂の墓があり、唐から帰って帰京を許された空海が住した寺であるが、空海が密教の入門儀式である結縁灌頂を行った手控え「灌頂暦名」に、結縁者筆頭に最澄の名が記されているのが印象的です。

この日、神護寺から清滝まで歩き、その間に水力発電所の古い導水管が今も生きて間道沿いに導水している姿に出会いました。認可最大出力:250kW 常時出力:150kW、明治42年清滝水力電氣株式会社運転開始。規模的には小さいが、地域における水力発電の貢献を改めて認識しました。